こんにちは、ひろむです。
最近になってよく聞くのが、「セールスレターの成約率が落ち始めてきている・・・・」、「商品が売れにくくなっている・・・」という言葉。
それよりも、「普通に文章を書いた方が売れる」、「セールスレターみたいな感じの形式はもう嫌われ始めている」、「縦長でびろーんとなっている文章は怪しいというイメージができてしまった」みたいな声が増えてきたように思います。
で、ここについて少し解説していきます。
まず、そもそもなんですけど、もうコピーライティングとかのテクニックって広まりすぎてるんですよね。そもそも論として、QUESTだろうが、PASONAだろうが、ほとんどの人が知ってしまってる。
そして、本屋に行けば、影響力の武器とかそーいう感じで人の感情を動かすためにアプローチできる本が普通に転がっている。
ブロガーはもういっぱいいるし、文章を書ける人が至る所にいる。
だからですね、あのもう、文章の書き方というか、どんだけテクニックを使っても売れないんですよね、もう。
みんな「目が肥えてきた」からです。
もちろん、市場によっては、「読者の目が肥えていない」場所って全然あるんで、テクニックだけでも全然売れることには売れるんですけどね。
ただし、「読者にとって学びのないセールスレター」ってもう必要とされてません。
一昔前だったら、ベネフィットをゴリ押しして、煽りに煽っていれば、中身がなくても売れたわけです。
別に読者にとって学びがあるセールスレターじゃなくても売れてしまう状態。
「利益を最大化させるためのセールスレター」と「読者の学びを最大化させるためのセールスレター」は全くもって別物だった。
でも今は、「利益を最大化させるためには、読者の学びも最大化させるレターを書く必要が出てきた」ってことです。
「読者の学びを最大化させると、一般ウケしなくなるから、売れなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、単純に「ターゲットの悩みを解決するために必要な学び」であって、「マニアや上級者が好むような学び」を書けって話ではないので注意。
だから、たまに「コピーライティングを学んでも、商品が売れない!コピーライティングを学ぶ必要はない!」みたいなことを言ってる人がいるんですけど、これって半分正解で、半分間違っています。
確かに、コピーライティングのテクニックをゴリゴリ使ったとしても、学びがないレターだったら、読者からは避けられるし、情弱層しか集まってきません。
でも、学びがあるレターでもコピーライティングのテクニックを使わなければ、売り上げは伸びません、響く人には響くだろうけど。ブロガー達が売っているnote程度の収益で終わるでしょう。
正しくは、「読者の悩みを解決するために必要な学び」を提供しつつ、「コピーライティングのテクニックを使って」文章を書くというのが正解です。
「読者にとっての学びって一体何でしょうか・・・・・・????」
はい。
リサーチをしてください。
ひたすら、リサーチして、読者の悩みを掘り下げてください。
コメント
「読者の学びを最大化する」ということが大事と指摘されていますが、これにはかなり心当たりがあります。
レターではないですが、自分が好んで見ているブログはほとんどライフハック系のブログですべての記事に学べることが詰まっています。そう考えてみると、読者に学びを提供することで集客率が上がるという意見にはかなり納得できました。
読者にとっての学び…これが本質ですね。とても気になります。
コピーライティングの知識を使うだけというのは時代遅れ。
プラスで読者の学びが必要だということにはものすごく賛成です。
似たような記事ばっかりなので、今学びのある記事が書ければ確実に売り上げは伸びると思います。
たしかに縦長に文字だけ書いてあるHPは怪しく見えます。もう我々読者もそういうのは見慣れてきましたからね。
目が肥えている・・か。
確かにそうですね。
昔と違ってスマホでちょっと検索すれば色んな記事を読めますし、それだけ文章を読む機会も増えましたもんね。
しかもその記事の構成はしっかりしてますし。
私はセールスレターを書くとき、できるだけ自然な文章にするように気をつけています。おっしゃるとおり、「いかにも」な文章だと読み手は一瞬で読むのを止めちゃうんですよね。
自分のところに来るセールスメールは、自分の成功話や自慢話ばかりでとてもつまらない。学びのないメールは買う気どころか読む気すらしませんね。
>ベネフィットをゴリ押しして、煽りに煽っていれば
耳が痛い・・・。まさに自分はそんな感じの文章を書くライターでした。読者にとっての学びかあ。難しそうだけど、これからは読者に対するアプローチを変えてみようと思います。
学び=ターゲットの悩みの解決 というのは、大切な視点ですね!うっかり忘れてしまいますが、本当にその通りだと思います。
「マニア向け」と「読者の学び」って紙一重だと思う。単に情報を羅列するだけだとマニア向けになるから、いかに硬軟織り交ぜて文章を書くのが大事ってことか。
素人ライターは、読者の目が肥えていないジャンルを探すしかないのかな・・・って思ったけど、やっぱりそれじゃダメですよね。しっかりと学びを与えられるような文章を書いていこうと思います。