100回でも1万回でも何度でも繰り返します。「仮想敵批判」のテクニックは最強です。

ブログノウハウ

こんにちは、ひろむ&まっつーです。

今日はめっちゃ重要なことを話します。

今回の内容をしっかりと理解するだけで、
商品の成約率とか売れ行きが大幅に変わります。

ほとんどの情報発信者が話してないことを、
これから暴露していきますし、

有料級の情報になっているので、
しっかりと目を通してもらえればと思います。

 

 

*この内容は、ひろむ&まっつーの企画参加者に対して送ったフォローメールを省略したものです*

 

仮想敵批判のテクニックは一番最強

ブログの書き方を学んでいたりとか、
コピーライティングを学ぶ過程で、

色々とテクニックみたいなものは、
身についてくるかと思います。

 

具体的には、僕らがブログで話しているようなテクニックですね。
有料級の情報を余すことなく、こちらで暴露しています。

 

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で、これらのコピーライティングのテクニックの中でも、今回、強調したいのがこちらです。

仮想敵批判

これですね。

 

この仮想敵批判なんですけど、
もうこれだけで10時間くらいは語れるくらい、
死ぬほど大事な内容です。

教材とか本とかを見ると、
さらりと書いてあるんですけど、
マジでわかってないなーって思います。

 

そんなに軽いものじゃないんですよね、
この仮想敵批判っていうのは。

 

そして、ブログで稼いでいる人は、
この仮想敵批判の重要性をしっかりと、
頭から理解をしています。

 

逆に言えば、この仮想敵批判を理解せずに、
稼いでる人は全くといって良いほど皆無。

ということです。

 

さらに一番タチが悪いのは、
「仮想敵批判の本質を理解することなく、
   稼いでしまっている人たち」
ですね。

 

まあ、色々と書いてきたわけなんですけど、

「そもそも、仮想敵批判がなぜ大事なのか?」
ということについてこれから改めて話していきます。

 

仮想敵批判とはそもそも何なのか?

「仮想敵批判っていうけどそもそも何よ」っていう声が聞こえてきそうなので、少し説明していくことにします。

 

仮想敵批判というのは、簡単に言えば、

「自分たちにとっての敵」の存在を定義して、
その敵が自分たちの目標達成を邪魔していると、
徹底的に批判することです。

なんか少しわかりにくいですよね。

 

ちょっと具体的に話をしていきたいと思います。
これに関しては具体例を出して説明します。

 

仮想敵批判の例①学校教育を批判する予備校教師

予備校教師がどうやって受験生をファンにするのかと言ったら、学校の先生を批判したりするんですよね。

正直、これが一番てっとり早いんです。

「学校の先生はこうやって教えてるだろ?でも、そのやり方だと全然覚えられないんだよ。教科書に沿って、こんな風にやっていたら、絶対に受験まで間に合わない。そして、学校の先生の教え方だと、こういう致命的な欠陥がある。具体的にはこの科目は受験当日までにここを覚えないといけない。そして、ここの科目のここの部分が多めに出題されることになる。だから、学校のやり方だと絶対に合格できない。私はその学校のやり方とは全く違ったやり方を教えている。このやり方で学んでいけば、学校の先生みたいなクソなやり方で受験当日まで過ごすことはないですよ」

どうでしょう。これをもし、受験生が聞いたとしたら、

「え?そうなのか。。。このままだとマズイ。学校の授業聞いてたらやばいんじゃないのか・・・」

と焦り始めるわけですね。

 

 

そして極め付けは、

「大丈夫ですよ。私がしっかりとやり方を教えていきますから。あなたの成績が悪いのはあなたのせいじゃないんです。学校の先生の教え方が悪いんです。全ての原因は学校にあります。だからこそ、これから、そのクソみたいな学校の授業を聞いて、勉強をしていくのではなく、私と一緒に勉強をしていきましょう。」

 

「学校の先生は全く入試の専門家ではないし、むしろ、受験生に合格してほしいとは思っていない。そんな人たちから毎日勉強を教わるのは危険だと思いませんか?それよりも、受験のプロである私たちから学びませんか?私たちはそんなクソみたいな教え方は絶対にしませんよ。プロとして、あなたの成績を伸ばす最大のお手伝いをしたいと思っています。」

 

みたいに言ったらイチコロです。

 

悪いのはあなたではない。

悪いのは学校のせいなのだ。

 

これを言ったら「なるほど!!!そっか、悪いのはあいつらなんだ!!!!」となって、塾の先生を信じることになるでしょう。

それで、「くそ!学校の教師め!!!!クソみたいな指導をしやがって!!!」となるわけですね。

 

これが仮想敵批判です。

「学校・学校教師」を徹底的に「悪」とみなして、「成績が伸びない君たちは悪くないですよ」と教える。

 

いやー、強烈ですね。

 

仮想敵批判の例②ヒトラーの例

この例が適切なのかはわかりませんが、ヒトラーがやっていたことも仮想敵批判です。

「ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!ユダヤ人が悪い!」

とひたすら言ってるだけです。

 

そして、それと同時に、

「君たちは悪くない!君たちは悪くない!君たちは悪くない!君たちは悪くない!君たちは悪くない!君たちは悪くない!君たちは悪くない!」

と言いまくっています。

 

これも仮想敵批判の1つなわけですね。

 

仮想敵批判が最強な理由とは?

 

不思議な説得力を持つ仮想敵批判なのですが、なぜここまで読み手や聴衆を引き込めるのでしょうか?

そして、なぜこの仮想敵批判が「最強」だと言えるのか?

それをこれから、解説していきたいと思います。

 

 

初心者の人でも誰でもできる

まず、この仮想敵批判ってめちゃくちゃ簡単にできます。

初心者の人でも基本的にかなり簡単に、
文章にしたりとか、
話すことができるんですよね。

正直、全然難しくないわけです。

 

例えばですけど、ダイエットサプリを売るとしたら、
どんな仮想敵批判をすることができるのか?

基本的に読者がダイエットをするのに選びそうな、
他の選択肢を批判していく感じでOKですね。

例えば、ダイエット器具とか、ジムとか。

 

で、これを批判していくためには、、、、、、

 

ダイエット器具は非常に危険です。

なぜなら、挫折率が高くて、
仮に購入して挑戦したとしても、
3日で飽きてしまうのがオチです。

ダイエットをするために購入した、
ぶら下がり棒なども1週間経てば、
洗濯物を干す器具に変わってしまいます。

数万円、数10万円を使って購入しても、
行き着く先は物干し竿。。。。。。

 

これだったら、毎日飲むだけで続けられる、
ダイエットサプリを試してみませんか?

サプリなら飲むだけで効果が出るようになってますし、
継続することが本当に簡単にできますよ。

だって、飲むだけなのですから。。。。。。

ダイエット器具なんて本当に使うのは大変です。

仕事が終わって、体がクタクタになった頃に、
それを使って10分、20分頑張る気力があるでしょうか?

上司から怒鳴られて、残業を夜遅くまでして、
その後に使える体力は残っているでしょうか?

 

 

みたいな感じで書いていけばいっちょあがりです。

この文章を書くのって本当に難しいでしょうか?

 

ぶっちゃけ、難しくないですよね?

ダイエット器具のデメリットを書いていくだけ。
ただそれだけ。

つまり、仮想敵批判というのは、
デメリットを強く強調していけばいいだけ、
なので、初心者の人でも非常に楽にできるんですね。

 

 

営業などすぐに実践しやすい

そして、「仮想敵批判」は対面営業でかなりの効果を発揮します。

この前、知り合いが受けていた営業なんですけど、これかなり説得力ありましたね。
知り合いが家を借りようとして、不動産の業者に、話を聞きに言った時に、営業マンから言われたセリフです。

 

 

営業マン「普通、不動産の営業マンって、賃貸を希望しているお客さんが店に来たら、パソコンって見せないんですよね。っていうか、営業マンがパソコンを見せてくれたことってあります?ないですよね?っていうのはなんでかっていうと、安い物件を紹介しても儲からないから、利益が出るような高い物件をみんな紹介したいと思ってるんですよ。で、そのパソコンには物件の本当の値段が書いてあるから、見せられないんですよ。パソコンを見せたら、物件の値段がわかっちゃうんですよね。だから、パソコンをみんな見せずに、高い物件を紹介しようとしてくるんですよ」

なるほど。。。。。
そうなのか、ってか、他の不動産営業マンは信用できないな。。。。

と、その人がなっていた時に、営業マンはこう伝えるわけですね。

 

営業マン「で、うちはそういうの嫌なんで、お客さんにパソコンは見せます。そーいう高い物件とか売りつけたりしないんで。本当にお客さんに合う物件を紹介したいなと思ってるんで。そんな他の営業マンみたいに高い物件とか売りつけてもしょうもないなと思っていますし、そういうことは一切しませんので、安心してこれから選んでもらえたらなと思います(ニコッ)」

どうですかこれ。。。。

こんなこと言われたら、もう信用しちゃいますよね。

 

そして、他の不動産業者のところ見に行けないですよね。

 

「うわっ、パソコンを見せずに、高い物件を売られちゃう・・・・」
みたいな感じで。

 

 

で、この「仮想敵批判」ってすごい仕組みがシンプルだから、
営業とかでもめちゃくちゃ使えるわけですよ。

 

 

恐怖の要素を与えることができる

こちらの記事でこんなことを書いています。

【悪用厳禁】恐怖で煽ると物が売れやすいのは事実です
こんにちは、ひろむ、まっつーです。 今回はコピーライティングの一つのテクニックである「恐怖で煽る」という点についてお話していきます。 このテクニックを使うと、簡単に人を誘導できてしまいますので、悪用はしないでください。 というか、...

 

「恐怖」の要素があると、人は物を買いたくなる。
欲しいと思うようになる。

 

で、この「仮想敵批判」は読者に対して恐怖を与えることができるんですね。

 

例えば、予備校の例であれば・・・・・・

 

「学校の先生はこうやって教えてるだろ?でも、そのやり方だと全然覚えられないんだよ。教科書に沿って、こんな風にやっていたら、絶対に受験まで間に合わない。そして、学校の先生の教え方だと、こういう致命的な欠陥がある。具体的にはこの科目は受験当日までにここを覚えないといけない。そして、ここの科目のここの部分が多めに出題されることになる。だから、学校のやり方だと絶対に合格できない。私はその学校のやり方とは全く違ったやり方を教えている。このやり方で学んでいけば、学校の先生みたいなクソなやり方で受験当日まで過ごすことはないですよ」

 

これを受験生が聞いたら、どうなりますかね。

「うわ。。。危なかった・・・学校の先生の言うことを信じてたら、絶対に合格できなかったわ・・・」

「っていうか、もう学校の先生信じられない。。。。確かに、学校の先生の言ってること間違ってるわ・・・」

という感情を抱かせ、「恐怖」の感情を与えることができます。

 

 

「このまま続けていたら、危なかった・・・・」と思ってもらえるわけですね。

 

不動産の営業マンの例もそうです。

営業マン「普通、不動産の営業マンって、賃貸を希望しているお客さんが店に来たら、パソコンって見せないんですよね。っていうか、営業マンがパソコンを見せてくれたことってあります?ないですよね?っていうのはなんでかっていうと、安い物件を紹介しても儲からないから、利益が出るような高い物件をみんな紹介したいと思ってるんですよ。で、そのパソコンには物件の本当の値段が書いてあるから、見せられないんですよ。パソコンを見せたら、物件の値段がわかっちゃうんですよね。だから、パソコンをみんな見せずに、高い物件を紹介しようとしてくるんですよ」

 

 

これを聞いたら、「うわー、他の営業マンのところ行きたくねえ・・・この店で紹介してもらいたいな。。。。」と感じますよね。

 

「仮想敵批判」は恐怖の感情も与えることができます。
これは強いですよねー。

 

 

新情報を与えることができる=学びと気づきを与えられる

 

そして、仮想敵批判は、読者に対して、「新情報」を与えることができます。
この新情報というのは、「読者が知らない情報」のことです。

 

 

例えば、不動産の営業マンであれば、

営業マン「普通、不動産の営業マンって、賃貸を希望しているお客さんが店に来たら、パソコンって見せないんですよね。っていうか、営業マンがパソコンを見せてくれたことってあります?ないですよね?っていうのはなんでかっていうと、安い物件を紹介しても儲からないから、利益が出るような高い物件をみんな紹介したいと思ってるんですよ。で、そのパソコンには物件の本当の値段が書いてあるから、見せられないんですよ。パソコンを見せたら、物件の値段がわかっちゃうんですよね。だから、パソコンをみんな見せずに、高い物件を紹介しようとしてくるんですよ」

この「パソコンを見せないのは、本当に物件の値段が書いてあるから」という部分が新情報になりますね。

つまり、店を訪れるお客さんが全く知らない情報。
新情報の何がすごいのかというと、読者に対して、「学び」と「気づき」を与えます。

 

「なるほど。。。。そうだったのか・・・・」という純粋な学び。

 

そして、新情報を与えることの何が良いのかというと、
「読者は新情報に対して疑いの気持ちを持つことが難しくなる」
ということです。

 

もちろん、「新情報が正しいのか?」というのは、疑われることがはあるんですけど、自分が全く知らない情報を話されると、「なるほど、そうなのか」とすんなり納得してしまうわけですね。

それらしく話されると納得してしまう。
つまり、自分の全く知らない知識を話されると、「不思議と説得力が出てしまう」ものなんです。

 

 

人はなぜ文章を読むのか?

 

さて、「仮想敵批判」がなぜ効果的なのか?

という話をしてきたわけなんですけど、
より一層、深い部分を話していきたいと思います。

 

 

コピーライティングや文章を書いていく際にも、
この仮想敵批判は非常に重要な要素となっていきます。

で、この仮想敵批判などは、「理想の未来(ベネフィット)」や「再現性・簡易性(誰にでもできることをアピールする)」、「ストーリー(物語を伝えていく)」などと同次元のテクニックだと、本や教材では論じられることが多いです。

 

 

ですが・・・・・・・

 

この仮想敵批判というのは全くの別物です。
ベネフィットや再現性などよりもはるかに上位互換。
(というか、次元が別のものと言っても良い)

 

 

いいですか?

 

人が文章をなぜ読むのか、考えたことがありますか?

ベネフィットや恐怖の要素がセールスの際に有効なのはわかります。
それは色々な人が言っていますし、色んな本で書かれています。

 

では、質問です。

ベネフィットや恐怖の要素が、”なぜ”セールスで有効なのでしょう。

「えーだって、ベネフィットで理想の未来を見せたら、商品が売れるっていうし・・・・」みたいなのはNGです。
問題なのは、「なんで、理想の未来を見せたら、商品が売れるのか?」ってことなんですよ。

 

ここがわからないのに、ベネフィットを使ってしまったとしても、本質を理解できずに、テクニックを使っているのと全く同じことです。

 

 

人が文章を読む理由・・・・・・

 

それは、「自分の人生がうまくいかない理由を知りたい」と無意識のうちに思っているから読むんです。

 

成功するための方法を知りたいから、文章を読むんじゃないんです。
人生を変える方法を知りたいから、文章を読んでるんじゃないんです。

 

「なぜうまくいっていないのか?」の理由を無意識のうちに人は探しているんです。

 

その理由を探すために、人は自己啓発を読んだりとか、ビジネス書とかを読んだりするわけですね。

人は人生を変えたいと思うよりも、自分の人生がうまくいかない理由を通して、人生を変える方法を探しています。

 

「成功する方法を探すため」に文章を読んでいるのではなく、「自分の人生がうまくいかない方法を無意識のうちに知りたい」と思っているから、人は文章を読むんです。

 

 

そして、人は同時に、「自分がうまくいかない理由は誰かの責任である」と信じたいと思っています。

 

 

「うまくいかない理由」を探しつつも、「うまくいかない理由を誰かの責任にしたい」と思っているわけです。

 

 

だからこそ、仮想敵批判が有効になるんです。

例えば、予備校とかでこんな風に生徒が言われたら、どうなるでしょうか?

 

「学校の先生はこうやって教えてるだろ?でも、そのやり方だと全然覚えられないんだよ。教科書に沿って、こんな風にやっていたら、絶対に受験まで間に合わない。そして、学校の先生の教え方だと、こういう致命的な欠陥がある。具体的にはこの科目は受験当日までにここを覚えないといけない。そして、ここの科目のここの部分が多めに出題されることになる。だから、学校のやり方だと絶対に合格できない。私はその学校のやり方とは全く違ったやり方を教えている。このやり方で学んでいけば、学校の先生みたいなクソなやり方で受験当日まで過ごすことはないですよ」

 

→「なるほど、自分がうまくいかなかったのは学校の先生のせいだったのか・・・・・」
「今まで成績が伸びなかったのは、学校の授業が、成績を伸ばす仕組みになってなかったからだ・・・・」

となり、「自分がうまくいかなかった理由」に気づくことができる。

 

 

そして・・・

 

「大丈夫ですよ。私がしっかりとやり方を教えていきますから。あなたの成績が悪いのはあなたのせいじゃないんです。学校の先生の教え方が悪いんです。全ての原因は学校にあります。だからこそ、これから、そのクソみたいな学校の授業を聞いて、勉強をしていくのではなく、私と一緒に勉強をしていきましょう。」

 

「学校の先生は全く入試の専門家ではないし、むしろ、受験生に合格してほしいとは思っていない。そんな人たちから毎日勉強を教わるのは危険だと思いませんか?それよりも、受験のプロである私たちから学びませんか?私たちはそんなクソみたいな教え方は絶対にしませんよ。プロとして、あなたの成績を伸ばす最大のお手伝いをしたいと思っています。」

 

→「クッソ!!!学校のせいでこんなに苦労してるのか!!俺が成績が伸びなかったのは学校のせいだ!!!」

と同時に誰かのせいにすることができる。

 

 

あんなに頭の悪いヒトラーが大衆を扇動できたのも、全てここに集約されます。

「なるほど、俺たちの生活が苦しいのはユダヤ人のせいだったのか・・・・」
→という人生がうまくいかない理由に気づいた

「クッソ!あいつらのせいで俺たちの生活がめちゃくちゃだ!あいつらが悪いんだ!」
→と同時に人生がうまくいかない責任をユダヤ人のせいにできた。

 

 

「結論が正しく聞こえると、人はその過程やプロセスも自然と納得しやすくなり、正しいと信じ込むようになる」

というのがまさにこの例ですね。

 

 

ベネフィットの効果が薄い場合があるのはこれです。

 

セールスレターやブログ記事を書いていると、「理想の未来・ベネフィット」を書くことで、逆に読者の反応が下がる場合もあります。

これはある程度、ビジネスを実践している人ならわかることでしょう。

では、なぜこんなことが起こるのか??????

 

それは、「読者にとって人生がうまくいかない理由に対する洞察」を全く与えておらず、「人生がうまくいかない原因」について全く気づかせることができていないからだ。

 

ベネフィットが他人事に聞こえるのもそれが原因。

「なるほど、、、自分がダメだったのはそれが原因だったのか、それでこれを選べば、こんな理想の未来が待っている!やるっきゃねえ!!!」

と思わせられていない。

ベネフィットが大事といって延々と語ることに何の意味があるのだろう、

 

人は成功する理由を知りたいんじゃない。

無意識のうちに、自分の人生がうまくいかない理由を知りたいから文章を読んでいる。

そして、人生がうまくいかない理由を誰しも、自分のせいだとは思いたくないし、
誰かのせいにしたいと思っている。

 

 

仮想敵批判によってファン化が成立する瞬間は、家庭に仕事のストレスを持ち込んで、妻と喧嘩するパターンに結構似ています。

 

会社で毎日上司に怒られ続けている。
ひたすら怒鳴られ続けて、精神が病みそうになっている。

それで、飲み会ではずーっと幹事をやらされて、毎日が接待をし続ける日々。

疲れた・・・・・・

 

ストレスが溜まりに溜まりまくっている。
それで、帰りの満員電車はもう酒臭くて、吐きそうだ。

フラフラしながらやっとの思いで家に帰る。

 

そうしたら、妻がかなりそっけない対応をしてくる。
それで、給料が少ないとか、色々と文句を言ってくる。

俺はこんなに一生懸命働いているのに・・・・・
こんなに毎日家族のために必死になって働いてるのに・・・・

 

そうして、ある瞬間、男の沸点は頂点に達する。

「お前のために働いてるんだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「誰が稼いでると思ってるんだああああああああああああああああああああああ」

と怒鳴りちらす。

この瞬間、男の頭にあるのは、「この女のせいで、俺はこんなに働いてるのに。全部こいつが悪い。こいつさえいなければ。。。俺は・・・・・・・・」という妻に対する恨みのみ。

 

 

仮想敵批判が成功した瞬間は、この夫が妻に対して、怒りをぶつけまくる瞬間に似ている。

会社から受けたストレスや、上司に怒られてイライラしてる気分、満員電車で受けたストレス。

 

そこから来るイライラを、「全部妻のせいだあああああ」と叫ぶことによって、「俺がこんなに辛いのは妻のせいなんだ、この女のせいなんだ」と自己説得することができる。

もちろん、その男はやけ酒でビールを飲んだ次の日に、「昨日は悪かったよ・・俺が言いすぎたよ・・・」と謝罪をし、「妻のせいでこんなに辛い生活を送っているわけではなく、昨日は疲れていた」と気づくのだが・・・・

 

男が妻に叫んでいる瞬間は、「俺がこんなに疲れてるのは家族のせいなんだああああああああ」と頭の中では無意識に思っている。

 

仮想敵批判はこの感覚と似ている。

 

予備校の例を出して、説明をしてみましょう。

 

「学校の先生はこうやって教えてるだろ?でも、そのやり方だと全然覚えられないんだよ。教科書に沿って、こんな風にやっていたら、絶対に受験まで間に合わない。そして、学校の先生の教え方だと、こういう致命的な欠陥がある。具体的にはこの科目は受験当日までにここを覚えないといけない。そして、ここの科目のここの部分が多めに出題されることになる。だから、学校のやり方だと絶対に合格できない。私はその学校のやり方とは全く違ったやり方を教えている。このやり方で学んでいけば、学校の先生みたいなクソなやり方で受験当日まで過ごすことはないですよ」

これを聞いた読者は、「俺らの成績が伸びなかったのは、それが原因だったのか・・・・・」とショックを受けることになる。

「学校のせいで、今の自分の成績が悪かったんか・・・・・」と一旦、落ち込むことになる。

 

「大丈夫ですよ。私がしっかりとやり方を教えていきますから。あなたの成績が悪いのはあなたのせいじゃないんです。学校の先生の教え方が悪いんです。全ての原因は学校にあります。だからこそ、これから、そのクソみたいな学校の授業を聞いて、勉強をしていくのではなく、私と一緒に勉強をしていきましょう。」

 

「学校の先生は全く入試の専門家ではないし、むしろ、受験生に合格してほしいとは思っていない。そんな人たちから毎日勉強を教わるのは危険だと思いませんか?それよりも、受験のプロである私たちから学びませんか?私たちはそんなクソみたいな教え方は絶対にしませんよ。プロとして、あなたの成績を伸ばす最大のお手伝いをしたいと思っています。」

そして、その後に、「あなたたちは悪くないですよ、私たちが勉強を教えますから頑張りましょう」と伝えると、

「クッソ!俺の成績を悪くしたあの学校教師め!!!!成績が悪かったのはお前らのせいだ!!!!!!!!」という怒りも同時に沸かせることになる。

 

 

 

仮想敵批判がうまくマッチすると、読者や聴衆は、「憎しみ」や「怒り」を「仮想敵」に対して抱くようになる。

自分がこれまでに抱えていた怒りや、人生がうまくいかなかった苦しみを、全て「仮想敵」にぶつけるのである。

 

 

 

ヒトラーが「仮想敵批判」だけで、聴衆を扇動したことを踏まえれば、

ドイツ国民がどれだけ「毎日の生活が苦しかったのか?」「毎日の生活が苦しくて、なぜこんな目に合わなければならないのか?」と思っていたことがわかる。

これまでに抱えていた怒りや、人生がうまくいかない苦しみが大きければ、大きいほど、「仮想敵」に対する憎しみが強烈になっていく。

 

こうすれば、簡単に信者は量産されていく。
信者ビジネスをしていたり、ファンを作っていたりする人は、必ずこのテクニックを使っている。

「人生がうまくいっていない人」
「何かしら深い苦しみや悩みを抱えている人」

これらの人の仮想敵を作って、徹底的に批判しまくる。
そして、「あなたたちは悪くないんですよ」と言ってしまう。

 

こんな情報発信者、あなたの周りにいませんか????

 

 

もう一度、大事なことなので言っておきます。

仮想敵批判の本質をつかめれば、ライティングの本質がわかります。

 

人が文章を読む理由は「自分の人生がうまくいかない理由を知りたい」と無意識のうちに思っているから。

成功したい理由を知りたいから、文章を読むんじゃないんです。
人生を変えるための理由を知りたいから、文章を読んでるんじゃないんです。

うまくいかない理由を無意識のうちに探して、そのうまくいかない原因を誰かのせいにしたいと思ってるから、文章を読むんです。

 

 

仮想敵批判をせずに稼いでる人はいない

 

 

OKですか?

ここまで話してきた内容を読んで、
理解できないのであれば、
ビジネスは辞めた方がいいってレベルです。

何回でも繰り返します。

 

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

仮想敵批判は重要

 

 

 

だいぶ、煽りが強くなってしまいましたが、
こんな感じで締めたいと思います。

ちなみに、僕らが仮想敵批判をしている対象は何なのかを分析してみるとより一層、勉強になるかと思います。

 

*この内容は、ひろむ&まっつーの企画参加者に対して送ったフォローメールを省略したものです*

 

コメント

  1. 奈々 より:

    不動産営業の例、分かりやすかったです。

    SNSでもポジティブな内容よりネガティブな内容がヒットしがちです。
    「仮想敵批判」で読む人の恐怖や心配を煽るからなんですね。

  2. ありんこ より:

    確かに、私自身も商品を買う時に他の物と比べられていたら自然と買ってしまうな〜と感じました。上手く策略に引っかかってしまっているんですね…

  3. カレー大好きさん より:

    塾講師の話はヤバイな・・。
    私の周りでもそういう考えの人いてたけど、まんまと塾講師の術中にハマっていたというわけか。

    でもこれは参考になります。
    確かに何かを引き合いに出した方が納得出来ますね。

  4. ヨージくん より:

    不動産屋でそんな話されたら、もう他行けませんね。
    仮想敵を作って俺は味方だと思わせて懐に入っちゃうわけか。
    さすがそれでメシ食ってるだけあって上手いな。

  5. モーティーロジャー より:

    塾講師と不動産営業の例で分かりやすかったです。
    私がなにか購入を考えているときに、こういった手法で勧めてくるスタッフの方もいたように感じます。
    大変参考になりました。

  6. 田中あき より:

    仮想的批判?最初は何のことがさっぱりわかりませんでしたが、途中からなるほど!と思いました。

    人は上手くいかない理由を探している。これは深いです。妙に説得力がありますね。

  7. 三毛猫 より:

    たしかに年金が不安だとか未来が不安だからマンション投資だという勧誘を受けたことがある。誰もが未来に不安を抱いているから、その不安を煽ってうまくセールスに繋げていたんだなと昔のことを思い出しました。

  8. kk より:

    塾講師や不動産屋の例えが、よくありそうで分かりやすかったです。すぐに試せそうなテクニックなので、さっそく実践してみようと思います!

  9. ゆーだい より:

    「仮想的批判」って初めて聞いたけど、ヤバくない?威力抜群だけど諸刃の剣という感じで、使うのをためらってしまう・・・。

  10. あきこ より:

    仮想敵批判という単語を初めて聞いたのですが、予備校の話などすごく実感が湧きやすく理解しやすかったです。

  11. さかもと より:

    俺も塾講師のバイトをやってたころ、似たようなこと言ってたわ。確かに効き目はあるよ。それをコピーライティングに活かすのはテクニックが必要だろうけど。

  12. ブロガーA より:

    人間は「好き」よりも「嫌い」に過剰反応するから、仮想的批判は確かに有効かもね。PV数を稼ぐという意味では効果抜群だと思う。

  13. ピーター より:

    ポジティブな話ばかりしても読者を引きつけることができないっていうのはその通り。逆ねネガティブばかりというのもダメで、要は硬軟織り交ぜることが大事ってことか。

  14. 都倉俊一 より:

    そういや不動産屋でパソコン見せられた記憶ないな。確かにそんな状況下でパソコンを見せられて誠実性をアピールされたら、ころっと騙されちゃいそう。

  15. すめらぎ より:

    仮想的批判の有用性はわかったのですが、それをどうやってテキストに落とし込めば良いんでしょうか?具体的なテクニックがあったらぜひ教えて下さい!読んでみたいです。

  16. かる より:

    仮想敵批判その通りだと思いました。なんとなく正しいような話を聞いて悪いのはこれだと言われるとそちらに行ってしまう心理は今も昔も変わらないと思います。

  17. サンマニ より:

    予備校のたとえがわかりやすいです、人を非難すれば自分は正義でいられますからね。そして仮想敵を作ればネットビジネスもやりやすくなるということですね。

  18. あさぽん より:

    ヒトラーの例はまったくその通りです。
    その他にも仮想敵を作るほかに、「我々」と「彼ら」の線引きも重要だと思います。

    「我々」は「彼ら」のように間違った方法を実行するのではなく、正しい道を進むべきだ、と、「我々」と「彼ら」をラベリングする手法も有効だなと思います。

  19. 園村 より:

    ある程度マイナス面も混ぜたほうが信頼性が上がるというのは知っていたのですが、怒りや不満を仮想的にぶつけるというのは知らなかった。今度営業で実践してみますw

  20. けんじょう より:

    こんな感じの塾の先生いました。もしかしたらその先生も分かっててやってたのかも。これからは仮想的批判をやってるかやってないかを注意しながら人の話を聞こうと思う。

  21. すう より:

    具体例がかなり共感できて分かりやすかったです。うまく行かない理由を誰かのせいにしたいという心理、図星をつかれたなという感覚です。確かに文章を読むのはうまく行かない理由を探るときな気がします。仮想敵批判の重要性、肝に銘じたいと思います。

  22. OKD0509 より:

    圧巻の内容でした・・・。
    不動産屋の話が実際に事実なのかというところは置いておいて
    話し方のテクニック次第で相手を納得させられる可能性が格段に
    上がるという点についてはとても納得いたしました。
    私自身今は専業主婦ですが会社員時代にこれを知っていれば・・・。
    と今更ながら思ったりもしました(笑)

  23. ぽめりん より:

    記事を興味深く拝見しました。
    なるほど、実生活でも役立たせることができるので
    知っておいて損はない知識だと感じました。
    役立つ考え方ではありますけど、権力者がこれを実践すると
    恐ろしい結果が待ち受けてるのではとも思いました。

  24. あき より:

    内容拝見いたしましたが、話術というものがとても恐ろしく感じました。
    トーク力があれば、私生活、仕事面、様々な場所で自分の意図したように
    相手の気持ちを誘導できるということですね。
    成功者は「仮想敵批判」ができるからこその成功者ということもうなずけます。
    意識的、または無意識に「仮想敵批判」を行っている方々がいらっしゃると思いますが
    私も「仮想敵批判」を実践してみたいと思う内容でございました。

  25. 豆だけに より:

    仮想敵批判で色々書けそうな気がしました。
    もちろん根拠となるものを用意しなきゃいけませんが初心者の私には打ってつけの様な気がしました。
    ブログ記事にするかは別としてどんどん書いてみようと思います。

  26. たいが より:

    仮想的批判は物事の一面だけ切り出しているから効果てきめんなんですよね。学校と塾の例、家庭の例も。

    確かにその面とその面だけ見て比べればそうだけど、と冷静になる事ができればコロッと騙される(騙すっていい方は失礼ですね)こともあまりないと思います。

  27. 確かに毛ガニ より:

    「仮想敵批判」と聞くと、馴染みのない小難しい言葉に聞こえるが、かなり実用的な効果があることが分かりました。
    仮想の敵を想像させて、「あなたは悪くない、私はあなたの味方である。」と相手に信頼させて、相対的に自分の価値を上げるやり方は文章術だけでなく、日常のあらゆる場所にも応用でき、大変参考になりました。

  28. かかし より:

    なるほど、とてもわかりやすいです。塾講師と不動産営業の話はとても納得しました。自分のに良いところばかり話すんじゃなくて、ライバルの悪いところを引き合いに出す「仮想敵批判」。
    とても参考になりました

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